全般

CashFlow と CashFlow Free の機能の違いは?

広告が表示されるかどうかの違いだけです。機能には違いはありません。

CashFlow Free から CashFlow へデータを移行したいのですが、どうすればよいですか?

同期またはバックアップ/リストア機能を使ってデータを移行してください。 CashFlow / CashFlow Free のデータ形式は全く同じです。

なお、これは複数の端末間でデータをやりとりする場合にも使用できます。

iPhone 版から Android 版に乗り換えました(またはその逆)。どうやってデータを移行すればよいですか?

Dropbox を使用した同期機能をお使いください。iOS 版/Android 版どちらも同じ同 期データフォーマットを使用していますので、問題なくデータを同期・移行できます。

なお、どちらも同期データファイル名は CashFlowBackup.sql というファイル名になります。 これは以前のデータファイルとは互換性がありませんので、ご注意ください。

資産・取引の入力・管理

摘要の履歴を削除したい

iOS 版では、履歴をスワイプすると削除できます。 Android 版では、履歴を長押しすると削除メニューが表示されます。

資産名称の変更ができない

iPhone版では、資産一覧画面で各資産の横に表示されている青い右向きの矢印ボタンを押してください。資産の編集画面になります。 Android版の場合は、資産名を長押しすると資産名を変更できます。

資産の並び替えをしたい

iPhone版は、資産一覧画面で「編集」をクリックして画面右はじのアイコンで並び替えができます。 Android版は、資産を長押しすると並び替えのメニューが出ます。

通貨単位が円でなくドルになっていて変更できない

CashFlow では、デフォルトで iPhone / Android の書式設定に従って通貨のフォーマットを設定するようになっています。

デフォルトと異なる通貨を使用する場合は、CashFlow の「設定」→「通貨」で通貨を変更してください。

複数通貨を同時に使用したい

申し訳ありませんが、現在は1種類の通貨しか取り扱うことができません。

複数通貨対応をする場合は、為替レートの扱い、資産間移動の扱い、レポート表示の扱いなどが非常に難しくなるため、かなり大きな改造が必要になります。このため、今後対応する予定は今のところありません。

初期残高を変更させるときはどうすればよいか

初期残高をタップすると金額を変更できます。

取引を削除したときに残高が残ってしまう

「バグではないか」という指摘をよくいただきますが、これはバグではありません。

CashFlow には「初期残高」という概念があります。これは資産の開始時の残高で、CashFlow を使い始めたばかりのときは0 になっています。 初期残高が変わるのは以下のようなときです。

  1. 最も古い取引を削除したとき。
  2. 「これ以前の取引を一括削除」を実行したとき。

これらの条件を満たした場合、初期残高は「削除された取引の最終残高」に変更されます。ややわかりにくいですが、これは CashFlow では古い取引は順次捨てていくことを想定しているためで、このような処理をしないと残った取引の残高が変わってしまうためです。

例を使って説明しましょう。

CashFlow に以下の3つの取引が記録されているとしましょう。

  • 1月1日 ATM から 10,000円を入金 (残高 10,000円)
  • 1月3日 に、タクシー代として 2,000円を出金 (残高 8,000円)
  • 1月5日 に、飲み会で 3,500円を出金 (残高 4,500円)
さて、ここで 1月3日 までの取引を削除するとしましょう。このとき、CashFlow は、初期残高を 1月3日の最終残高である8,000円に変更します。よって、
  • 初期残高を 8,000円に設定
  • 1/5 に、飲み会で 3,500円を出金 (残高 4,500円)
という結果になります。これにより、1月5日時点の残高がきちんをそのまま維持されます。

もし、1月5日 の取引も削除すると、

  • 初期残高を 4,500円に設定

のみが残ることになります。このため、画面上に取引が1個もなくても、残高 4,500円だけが残ります。

エクスポート

エクスポートしたCSVファイルが文字化けする・改行が入っていない

エクスポート機能を使って出力した CSV ファイルをダブルクリックして Microsoft Excel で開くと、文字化けしたり、改行が入っていないことがあります。

これは、CashFlow が出力する CSV ファイルの文字コードが UTF-8 で、改行コードが LF となっているためです。

通常、Excel はダブルクリックでは UTF-8 の CSV ファイルを正しく開くことができません。Excel を起動後、「開く」からファイルを選択し、文字コードで "UTF-8" を選択すれば正しく開くことができます。

なお、iOS 側の設定で言語環境を「日本語」にしている場合は、CSVファイルは UTF-8 ではなく Shift-JIS で出力するようになっていますので、これは Excel で問題なく開くことができます。

Android 版の場合も UTF-8 で出力されますが、ver 1.3.6 以降は BOM (Byte Order Mark) 付きで出力しますので、MS Office 2007/2010 では文字化けなく開くことができます(それ以外のバージョンは未確認)

エクスポートが資産毎にしかできない、全資産一括でエクスポートしたい

資産一覧画面からエクスポートすると全資産一括でエクスポートされます。

各資産画面からエクスポートすると、その資産のみがエクスポートされます。

バックアップ

バックアップしたファイルをパソコンやiPhone/Androidアプリで開くことができない

バックアップファイルは CashFlow でのバックアップ・リストア専用なので、他のアプリでは開かないでください。 あくまで、バックアップ・リストア用途にのみお使いください。どうしても開きたい場合は以下のようにしてください。

iOS版 ver 5.1.0 以降、および Android 版 ver 1.6.0 以降の場合

バックアップファイルはテキストファイル(SQL文)になっていますので、 テキストエディタであれば一応開くことはできます。ただし、ご自分でファイルを変更された場合、 リストアが正常にできなくなる可能性がありますのでご注意ください (特に1行目は1文字でも変更するとリストアできなくなります)。

それより古いバージョンの場合

これより古いバージョンのデータ(拡張子 .db ファイル)をパソコンで開きたい場合は、SQLite3 (http://www.sqlite.org) をお使いください。なお、SQLite3 の使い方についての質問にはお答えしかねます。

バックアップで Gmail のアカウントを入れているが、バックアップできない

Gmail ではなくて、Dropbox のアカウントを入れてください。

アカウントをお持ちでなければ http://www.dropbox.com/ で作成してください。

バックアップが取れない(内蔵Webサーバ)

まず、作者としては内蔵Webサーバではなく Dropbox を使ったバックアップをお勧めします。こちらのほうが使いやすく、確実です。

CashFlow の Web サーババックアップですが、CashFlow 自身が Webサーバ機能を内蔵しており、PCからこのWebサーバに接続しにいくようになっています。このため、iPhone/Android端末と PC がネットワーク(3G/無線LANいずれでも可)で接続されていないとバックアップが取れません。

内蔵Webサーバを使う場合、以下の点を確認してください。

  1. iPhone/Android がネットワーク (3G または無線LAN)に接続されていないとバックアップできません。機内モードの場合はバックアップできません。
  2. Phone/Android が無線LANに接続されている場合、PCも同一の LANに接続されていなければなりません。iPhone/Android が公衆無線LANに接続されていて、PCはWillcomとかイーモバイルとかWiMaxで繋がっている、なんて場合はバックアップ不可能です。 このような場合は、iPhone/iPod touh の無線LANをオフにして(3Gのみにして)バックアップしてください。
  3. ソフトバンクが無料提供している WiFi ルータ (La Fonera)では、無線LANは有線(Ethernet)とは異なるネットワークとなる ため、本機能によるバックアップを行うことはできません。(MyPlace / FON_FREE_INTERNET いずれも×) 同一のLANに接続されている場合でも、無線LANアクセスポイントの設定で端末間通信を禁止しているとバックアップできません。
  4. PCのブラウザでプロキシサーバが設定されている場合、設定によっては繋がりません。プロキシ設定を外すか、除外設定を適切に行ってください。